be an intelligent person(知性人たれ!)
心ある若い歯科医師たちの指南役、買って出ます。
あなたがたった一人で登山をしたり、大海原に船出して行くとしたら・・・・
それはそれは、とても心細いことでしょう。
でももし、その旅立ちの前に、どこかで精神修養や訓練を受けたりできたら、さらに頼りになる先輩がサポートについてくれたら、
どれだけ心強いことでしょう。
この宇田川道場は歯科業界における「若手歯科医師の鍛錬所=成功道場」なのです。
若い歯科医師の「指南役」ができたら、これほどの喜びはありません。
大学では、歯科治療の技術は教えてくれます。
しかし、歯科医師である前に、人としてどうあるべきか、また歯科医師として生きる術、歯科医院運営のノウハウまでは学べません。
自分自身、若いときに周りの人に教えられ、助けられて今日があるように今度は後輩である皆さんにその恩を返す番です。
これから来る近未来の歯科医療を担っていくのは、若い歯科医師であるあなた達です。
一部のマスコミなどが報ずる「歯科バッシング」。そんなもの、あなたたちの輝かしい未来には何も関係ありません。
そう、若い歯科医師のみなさんの未来は輝かしいものになるでしょう。
それには一つ約束があります。
それは
- 決して自分の未来を暗く思わないこと。
- 自分に自信を持つこと。
- 自分には素晴らしい才能が秘められていること。
そう信じることが約束です。
今まで、勉強は教えてもらってきたけれど、自分の生きる価値、
自分の存在がどれだけの価値があるのかを教えてもらったことがある人は少ないかもしれません。
自分には価値がある。自分は素晴らしい人間だ。
そう思えたとき、一気に状況は好転します。
周囲の現実はあくまでも解釈でしかありません。事実は一つ、しかし解釈は無数にあります。
例えば今日の天気が雨だったら。雨ということは一つの事実です。
しかし、
ある人は、雨は嫌だなと憂鬱になるでしょう。
ある人は、雨の日は一日しっかり読書ができてうれしいなと喜ぶかもしれません。
ある人は、日照り続きの畑に恵みの雨が来たと踊って喜ぶかもしれません。
一つの事実にいくつもの解釈がある。
全てのことやモノに、もし肯定的な解釈ができたら、
毎日が楽しいものになる予感がしませんか?
そう、周囲の現実は自分が作った解釈でしかないのです。
だから、現実は変えることができる!
その為には、自分を信じるという信念が必要です。
あなたがこの世に生まれてきた意味は必ずあるはずです。
あなたは自分の価値をもっと知らなければいけない。
あなたはあなたのままで素晴らしいのです。
宇田川道場は、これからの歯科界を背負って立つ人達が、ともに学び、高めあえる場所です。
こんな人に最適です
- 歯科医師としてどうあるべきか迷いがある人
- 歯科医師の仕事をやりがいのあるものにしたい人
- 人生を意味あるものにしたい人
- 今の歯科業界のことが知りたい人
- 歯科大卒業後、自分の将来を輝かせたい人(セミナー費用には学割があります)
- 歯科医院運営のノウハウを学びたい人
- ワーキングプアの歯科医師になりたくない人
宇田川道場の「道場訓」を紐解く
目的を持て
あなたは「人生の目的って何ですか?」という問いにすぐに答えられますか?
松下幸之助であれば「世界の隅々まで便利な家電を届け、世界中の人々を幸せする」と答えるでしょう。
「目的のある人」は、無駄が少ない行動をします。
「成功」への道筋があるからです。
なぜ、ノウハウ本を読んでも「成功」しないのか?
では「成功」とは何でしょうか?
「自分はこうなりたい」つまり、「なりたい自分になる」ということです。
例えば、政治家になって政治家としてのやることの「目的」がしっかりあり、それを達成できれば、それは「成功」です。
お金持ちになること、大企業の社長になること、それだけが成功ではありません。
お金持ちになりたいという人もいますが、お金持ちになることが成功なのでしょうか?
お金を持ったことで家族が離散しても、「成功」でしょうか?
真の成功は「幸せ」を伴っていなくてはなりません。
お金持ちになっても、大企業の社長になっても、政治家になっても、なったけれども「不幸」では成功とはいえません。
地位は手に入れたけど、自分が望んでいた真の成功とは程遠いではないのでしょうか?
今一度自分に問いてください。自分の人生の目的とは何なのかを。
信念を持て
信念というのは自分に対する「思い込み」です。
「思い込み」というと、悪い側面ばかりがクローズアップされますが、それは「他人に対しての思い込み」の場合です。
他人に対して使うときは「悪い思い込み」になります。
例えば、車の運転の際、横断歩道を渡ろうとしている人に「あの人は止まってくれる」と思い込むこと。
これは「悪い思い込み」です。
また、同僚に対して「あいつはどうせオレのことを認めない。」と話し合う前から思い込むのも「悪い思い込み」です。
では、自分に対する「思い込み」とは、具体的にはどんなことなのでしょうか?
「自分はできる、やれる」
「自分は価値のある人間なんだ」
「役に立つ人間なんだ」
うぬぼれともとられかねませんが(笑)、実はこれは「良い思い込み」なのです。
そして自分だけでなく周りの人たちも幸せにできるための大事な思い込みなのです。
どうやったら思い込めるのか?一緒に紐解いていきましょう。
感謝せよ
組織や会社、医院は何で構成されていますか?
そう、組織は「人」で出来ています。
出会いに感謝、集まってくれたことに感謝、一緒に仕事してくれることに感謝、
不思議なもので「感謝」の中で仕事をすると、組織や会社はどんどん良くなります。
歯科医院のスタッフに「給料払ってるんだから、お前たちは俺のために働くのは当たり前だ。」
などという経営者の心持ちでは、その医院の発展はありません。
「感謝」なき組織に「発展」はないのです。
さらに、感謝する対象は人だけではありません。
自然の摂理に対する感謝も大切な感謝です。
「今日も朝が来てよかった」「太陽が昇ってくれてよかった」、
当たり前のようですが、太陽が昇ってくれたという「昨日から今日の連続」という「安心」を得られたことに「感謝」するのです。
昨日から今日、今日から明日が来るという事象に安心する仕組みは「潜在意識=無意識」の中あります。
思わず朝の太陽(ご来光)に手を合わせてしまうのは、「昨日から今日の連続」への「感謝」なのです。
夕日には「明日も同じような日が来ますように」と今日一日に「感謝」します。
感謝するときに「ありがとう」と言います。
「有ることが難しい」と書いて「有難う」なのです。
何かをもらったから「ありがとう」ではなく、今日も昨日と同じであることが「有難う」なのです。
今のように医療が発達していない昔は、赤ちゃんの死亡率も高く、朝起きたら赤ちゃんが死んでいたりすることもあったのです。
今日も生きている、お父さんもお母さんも赤ちゃんも「生きていること」に「有難う」なのです。
選択せよ
人は無意識のうちに「選択」しています。
来る日も来る日も選択の毎日です。
そのとき、ふと心に留めてほしいことがあります。
その選択が自分にとって大事なことであるか?
さらに、人のため、社会のためになっているかどうか?です。
やるべきこと
やらなくていいこと
やってはいけないこと
やりたいこと
やるべきこと
やれること
今何をすべきかの選択をしていますか?
人生には限りがあります。
「今」という一刻一刻の総和が人生なのです。
その限りある時間の中で、ほとんどの人がやりたいこと、やらなくていいことを優先しています。つまりやるべきことの「優先順位」を付けずに日々の暮らしをしているわけです。
今、目の前に、高熱を出している赤ちゃんがいたとしましょう。
こんな緊急時には誰でもやるべきことが見えています。
赤ちゃんに必要なものを考えれば、やることははっきり決まってきます。
「この時間に開いているお医者さんはあるか?」
「水分が足りているか?」
「今まさにしなければならないことは何か?」
無意識の中で「選択」をしているのです。
今まさに高熱を出している赤ちゃんに「おもちゃや絵本を与えなきゃ」という選択をするお母さんはいません。
「緊急時」だから優先順位がつけられるのです。
ところが「普段」になると人は「優先順位」をつけてやるべきことを選択しなくなります。でも本当は「普段」も「緊急時」も同じです。
どんな時でも、「やるべきこと」を優先的に選択して行う、それが大事なのです。
例えば「明日の朝までにこの原稿仕上げなくてはならない」という午後10時に、お笑い番組を見ますか?
明日までにやらなくてはならない仕事があるときに、お笑い番組を見ることは「やってはいけないこと」です。
飲みに誘われたからって、行ってはいけないのです。
「やってはいけないこと」なのです。
原稿を書いている最中に「読みたかった本を読む」、それは「やらなくていいこと」です。
明日原稿を書き終わった後にやればいいことです。
優先順位をしっかり決めて「選択」して「集中」することが大事です。
「2割の優先事項を徹底的にやることで、8割の成果が上げられる」
という「80:20の法則」をイタリアの経済学者のヴィルフレド・パレート(Vilfredo Frederico Damaso Pareto)が100年以上前に説いています。
やるべきことが10個あったら、そのうちの優先順位の高い2個を徹底的にやれば8割の成果が達成できる。
ところがほとんどの人が「やるべき2割」と「やらなくてもいい8割」を並行してやっているので、2割の成果しか上げられないという事態に陥るのです。
ちなみに残りの8割は「やってはいけないこと」が含まれていることが多いのも事実です。
「選択せよ」という意味がお分かりいただけたでしょうか。
行動せよ
最後の「行動せよ」とはどんなことなのか?
どんなに素晴らしい「目的」を持ち「信念」を掲げ「感謝」し「選択」をしても、「行動」しなければ何もなりません。
ここには「潜在意識」が邪魔をしてきます。
人は無意識の世界にもう一人の自分を持っています。
そうです、「潜在意識」と呼ばれるもう一人の自分。
「潜在意識」というのは、昨日から今日、今日から明日へ無意識につなげるために働いている重要な意識です。
「潜在意識」のおかげで、我々は普段何気ない行為をいちいち考えなくてもできるようになっています。
例えば、階段の上り下り、階段を上る時も「どれくらいの階段の段差なのか」を潜在意識がコントロールしているのでトントントンと上がれるのです。
紙コップの水を飲むなど行為をロボットにやらせたら、莫大な情報量が必要です。
しかし、「潜在意識」のおかげで我々はそのような行為を難なくやってしまえるのです。
「潜在意識」には、特徴がひとつあって「変化」を嫌います。
「昨日から今日があったように、明日も今日と同じことが続いてほしい」
潜在意識の存在理由は、日々の連続を変化させないことなのです。
「行動」するというのは簡単なことのようですが、なかなか人は「行動」しないのです。
なぜ「行動」しないのか?
「行動する」ということは、昨日から今日の連続、今日から明日への「連続を乱す」ことになるからです。
潜在意識は「変化」を嫌います。だから行動しなのです。
だから一歩を踏み出すのが難しいのです。
「潜在意識」が「ブレーキ」をかけるのです。
新しいことをやろうとすると、自分の心の中にブレーキがかかります。
しかし、潜在意識から考えるとこれは当たり前です。
このブレーキをいかにして外せるか?
ブレーキを外すためには、潜在意識と会話しなくてはならないのです。
「潜在意識」は「もう一人の自分」です。
潜在意識と会話して、潜在意識が納得して許してくれると「行動」ができるのです。
「マイレボリューション」という渡辺美里さんの曲があります。
♪わかり始めたMy Revolution 明日を「乱す」ことさ♪
「行動する」ということは「乱すこと」。
「レボリューション」は「革命」という意味です。
「行動する」ということは、それくらい大変なことなのです。
みなさん、
CHANGE(変化)の「G」の文字の右下の「T」を外してみてください。
「G」が「C」になって
「CHANCE」という文字になりますね。
実はこの「T」はトラブル:TROUBEの「T」なのです。
変化にはトラブルがつきものなのです。
でもその向こうには、チャンスがあるのです。
チャンスを掴むには、変化することを拒んではいけないのです。
もう一つ、皆さんの行動を縛るものに「悪い思い込み」があります。
この思い込みは、自分自身を閉じ込める壁のようなものです。
この壁のことを、パラダイム(ものの見方・考え方を支配する認識の枠組み)といいます。
このパラダイムの壁をたたいて割っていくことはとても大変です。
しかし、この壁を打ち破ることがチャンスに、そして自身の飛躍につながるのです。
そのためには下記のプロセス(過程)が必要です。
自分を認める。
自分の価値を認める。
自分の過去も認める。
「自分の過去を消したい」という人は結構いますが、消せません。
「過去」と「他人」は変えることはできないのです。
すでに「過去」は「虚」です。
「実」ではないのです。
無いものに囚われて、自分の「足かせ」にしている、
これはおかしいなことだと思いませんか。
「過去」を認める、「自分はその時にできる最善の行動を選択した」、「そのときの俺はよくやった」と「認めてあげる」ことで「足かせ」が外れます。
「過去」は「虚」なので、肯定も否定も自由にできます。
「虚」ということがわかれば、わざわざ否定することはありません。
「過去」は、自分ではどうしょうもできない、コントロールのできない領域です。
それをコントロールしようと思って、人は悩むのです。
コントロールできないことをやろうとしてもできません。
今自分が「できること」と「できないこと」とを分けるのです。
コントロールできないことに捉われないことが大切なのです。
タイムマシンでワープすることはできません。
過去は過ぎ去った時間の「遺骸」「虚」なのです。
今、この瞬間だけが「実」なのです。
これからの未来もまだ「虚」ですが、未来はこれから作ることができます。
そして今を生きる「自分」、「自分」はいかようにも作ることができます。
世界にたった一人だけの「自分」
こんなに素晴らしい「自分」をさらに価値あるものに
そして未来を実りあるものにするために、ともに学んでいきましょう。
宇田川道場 道場主